商船三井フェリーの運航ダイヤ、運賃や割引、空席照会・予約などのお役立ち情報のまとめ

2020年2月27日フェリー

商船三井フェリーは国内海運会社としては大手の商船三井が
100パーセント出資している子会社にあたり、一般旅客や貨物の輸送などを業務としています。
そんな商船三井フェリーについていろんな角度から掘り下げていきたいと思います。

商船三井フェリーの特徴

主力の貨物のほうは九州航路として東京から九州の博多や大分までの各港を結んでいる航路を運航しており、
クレーンなどを使わずにトレーラーに積載した荷物を自走させて
直接出し入れができる船舶を備えているのが特徴となっています。
そのためコンテナをクレーンで船舶から埠頭まで陸揚げする
ガントリークレーンなどの大規模な設備を設置している港湾以外でも、
一般的なトレーラー車さえあれば荷役が可能なところが最大のメリットです。

商船三井フェリーの運航ダイヤ

もちろん貨物以外の一般旅客のほうでも活躍しており、
茨城県の大洗港から北海道の苫小牧港までを結ぶカーフェリーで知られています。
この商船三井フェリーの運航ダイヤは1日2便となっており、大洗港の出発時刻を基準に夕方便と深夜便に区別されますが、
1回あたりの所要時間が18時間とかなり長いため、たとえば夕方に大洗港を出発したとしても、
実際に苫小牧港に到着するのは翌日の昼ごろの時間帯です。
運航ダイヤごとに利用する船舶も異なっており、夕方便のほうはより快適な個室を充実させ、
最近のペットブームを踏まえてドッグランまで併設したものとなっています。
いずれも仮眠がとれる船室や自動販売機があるホーム、売店、
その他のパブリックスペースは設置されていますので、長旅でもそれほどの困難はありません。

商船三井フェリーの運賃

運賃は夕方便と深夜便、乗船する客室のグレード、繁忙期と閑散期の細かな区別ごとに異なっています。
たとえば最も安い深夜便のカジュアルルームの利用で大人が片道11830円となり、
乗用車も積載する場合は車両の長さに応じて別運賃がかかります。
60歳以上の人のためのプラチナ割引、空席照会・予約をインターネットで行った場合の
インターネット割引、その他にも往復、学生、団体および障害者などの要件を満たした場合の割引制度があります。

Posted by tabinavi