津軽海峡フェリーの特徴と運賃、空席照会、予約や割引など
津軽海峡フェリーの特徴
北海道函館市に本社がある津軽海峡フェリーは社名からもわかるように、津軽海峡およびその周辺の海域でフェリーを運航しています。
設立は1972年で、当初は函館港と青森港を結ぶ貨物フェリーを運航する事業を行っていましたが、2000年から旅客輸送事業に参入しました。
2008年12月には当時同じエリアで運航していた東日本フェリーから函館・青森間の航路を譲り受けるとともに、函館港と大間港を結ぶ航路の運航も始め、翌年11月には東日本フェリーを合併しました。
現在は、青森港との間の航路には「津軽海峡ロード」、大間港との航路は「ノスタルジック航路」という通称がついており、前者は1日に16便、後者は4~6便運航しています。
2016年3月からは同じく津軽海峡を縦断する北海道新幹線と競合するようになりましたが、新幹線と比べて運賃が安いこともあって利用客は減少するどころか逆に増加しています。
津軽海峡フェリーの運賃、空席照会、予約や割引など
津軽海峡フェリーは1年を1~4月、5月、10~12月をA期間、年末年始および6~9月をB期間、お盆と大型連休をC期間にわけて異なる運賃を設定しています。
最も運賃が高くなるのは集客が見込めるC期間で、旅行をするのに良い気候であるB期間がこれに次いで高くなります。
詳しい運賃は津軽海峡フェリーの公式サイトに掲載されているので調べてみましょう。
また、公式サイトでは空席照会と予約ができるようになっており、トップページで発着地、乗船日、利用方法を入力して検索ボタンを押すと、乗船可能な便と空席状況が表示され、好きな便を選択すれば予約の手続きを行うことができます。
サイト上からの予約は乗船予定日の2日前までに行う必要があるので、旅のスケジュールを立てたら早めに手続きをとりましょう。
なお、津軽海峡フェリーでは2018年末まで、サイト上から予約した人を対象に車両運賃を割引するキャンペーンを実施しており、自家用車で東北や北海道を旅行する予定がある人にとっては非常にお得です。